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交換留学のすゝめ

  • 執筆者の写真: GASS
    GASS
  • 2020年4月12日
  • 読了時間: 5分

更新日:2020年6月22日

Hola! ¿Qué tal?


これはスペイン語で、「やあ、元気?」という意味です^ ^

スペインに半年間交換留学をしていました、山上大地といいます !


この春から国際経営学部の4回生になります。

自分の留学経験で少しでもAPUの学生について理解が深まれば幸いです!

僕は3回生の秋セメスター(後期)から約半年間スペインにある大学で交換留学をしていました。

今回は

(1)なぜそこを選んだか

(2)どんな経験をしたか

(3)これからどうするか

の3つに分けてお届けしたいと思います!


なぜそこを選んだか

僕はマドリードにあるIE University(以下IE)というところで留学をしていました。


実はマドリードかセゴビア(マドリードから電車で約30分)にあるキャンパスを選べます。セゴビアは世界遺産にもなっているとても綺麗な街ですが、僕は都会のマドリードを選びました。

ではそもそも、僕がこの大学を選んだ理由ですが、

①APUよりも国際的

②ディスカッション重視の少人数クラス

③ビジネスにおいて高い評価がある

という観点からです。

①APUよりも国際的

IEは約7割の学生がスペイン以外の国から来ています。APUがアジアの多様性がメインなのに対して、IEはヨーロッパの多様性がメインでした。APUのヨーロッパ版とイメージしてくれたらいいと思います!そんな新しい環境に身を置くことで、APUで培った経営学をさらに多角的な視点から考える力を養えると考えました。


②ディスカッション重視の少人数クラス

IEは全てが少人数クラスで学びを深めやすいと考えました。実際、教室内は4~40人くらいの学生でした。イメージとしては高校の延長線みたいな感じで、同じメンバーで同じ授業を受けます。大講義(100人単位の授業)とは違い、教授との距離が近いのがメリットです。なぜなら、なんでも質問することができるから。 授業形態はケーススタディをあらかじめ読んで、それに対して教授がファシリテーターになり、他の学生とディスカッションというスタイルが基本でした。答えがない経営学という分野だからこそ、このような議論を通して様々な考えの経営学を学べるのではないかと思います。


③ビジネスにおいて高い評価がある

IEの横にはMBA(MBAとは経営学修士と呼ばれ、経営学の大学院修士過程を修了すると与えられる栄誉ある称号です。)を取得するビジネススクールがあります。2017年にはForbesのInternational MBA 1 Year Programランキングで世界3位、2019年にはイギリスの世界大学評価機関であるQuaquarreri SimmonsによるGlobal MBAランキングでChicago Boothに並んで世界8位に選ばれているビジネススクールです。そんなビジネススクールを根幹に、大学は2004年に開学しており、APUよりも新しい大学であることを理由に選びました。

実際、教授の経歴や人脈が高く、中には普段ビジネススクールで教えている教授が大学で授業をすることもありました。


よりグローバルなところで経営学を深めたいと思っていたので、主にこの3つの観点でこの大学に決めました。

どんな経験をしたか

ここからは経験談です。学校生活は率直に言うと苦い経験になりました。

ポジティブに言うと、自分の力不足に気づき大きな刺激を与えてくれました。

もちろんそれだけではなく、観光や新しい価値観に触れることはとても楽しかったです!

内容的にはこの3つです。

① 苦い経験になったグループワーク

②スペインはすごく過ごしやすかった

③ヨーロッパ巡りを満喫した

( 少し量が多くなってしまうので、②と③は次回で掲載したいと思います!)


① グループワークがしんどかった

IEは全ての授業でグループワークがありました。しかし全く貢献できなかったことが一番苦しかったです。当時読んでいたUSJをV字回復させた森岡さんが書いた「苦しかったときの話をしようか」という本を読んでおり、森岡さんがアメリカのP&Gで務めていた時の経験がよく分かりました。気になった方は是非読んでみてください!

APUの国際経営学部でも多くのグループワークがありますが、積極的に取り組んできた自分にとって、貢献できないことはその場にいることを否定されているような感覚でした。全く価値を提供できず、ただ空気としているだけに変わりがなかったからです。

原因は自分の英語力と論理的思考力不足だと思っています。自分の意見を言っても伝えきれずに、軽く流れてしまいます。ヨーロッパやグローバル環境では主張を強くできるかが試されることを痛感しました。自分の意見を取り入れたい彼らはスルーされても主張し続けます。しかし、自分にはその気持ちも言語能力も足りていないことに気づかされました。

また、彼らは授業中の教授からの質問に対してすぐに自分の意見を答えていました。当初僕は英語力が足りないことを言い訳にしましたが、例えこれが日本語でも意見を言えないことに気づいたときは危機感を感じました。自分がこれまでいかに考えてこなかったが明るみになったからです。このようなところからも受けてきた教育の違いを実感しました。

IEはとにかくグループワークとグループプレゼンが多いところでした。生半可な英語力では学びが薄くなりかねないので、交換留学に行くならAPUの英語開講の授業の内容を8割程度理解できることを目安にすることを僕は後輩やこれから入る学生にお勧めしたいと思います。これは全て英語で行われるAPUの講義への理解度が低いにもかかわらず、留学をして苦しい思いをした経験から伝えたいと思いました。

とはいえ、誰でも経験しないことにはその危機感や重要性に気づきにくいと思うので、果敢に挑戦することも大事ですし、苦しむことで成長ができると思うので、あくまで参考にしていただければと思います! (僕も経験したからこそわかったことなので)

また、APUには英語力を身につけるためのプログラムやサポート、仲間が多いので入学する前に英語力で不安を感じていても本当に心配する必要はありません!

今回の内容はここまでです!

次回はスペインでの生活についての内容と、みなさんにむけてちょっとしたメッセージを送ります!

国際経営学部4回生:山上大地

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