交換留学のすゝめ その二
- GASS
- 2020年4月19日
- 読了時間: 5分
更新日:2020年6月22日
Hola! ¿Qué tal?
これはスペイン語で、「やあ、元気?」という意味です^ ^
スペインに半年間交換留学をしていました、山上大地といいます !
僕のスペイン留学についての記事Part2です。
Part1では、僕が交換留学先を選んだ理由や、留学先での苦い経験を通して学んだことなどを掲載しています。国際性と多様性が溢れるAPUでの学生生活を送る上で参考にできる部分があると思うので、気になる方は是非チェックしてみて下さい!
さて、今回は前回の続きとして現地での生活や、休日を利用したヨーロッパ旅行について経験談を掲載しています。また、留学から帰国した今後をどのように過ごしていくかについても少し述べています。
是非読んで、APU生のイメージを膨らませてください!
②スペインはすごく過ごしやすかった (Part1からの続きなので、数字が途中からになっています)
生活、天気、公共交通、人柄、言語の5つの観点から書きたいと思います。
<生活>
マドリードキャンパスを選んだ僕は、人生初の都会大学生になっていました(笑)やはり都会にはなんでもあるので、生活に困ることはほとんどありませんでした。ちなみに僕はフラットと呼ばれる、キッチンなどを共有して生活するアパートのようなところでシェアハウスしていました。そこにはフランス人4人,ドイツ人1人,アメリカ人1人,コロンビア人1人の8人で暮ら していました。1人だけIE生でしたが、それ以外はみんな他大学の学生でした。
僕の場合、フランス人とドイツ人が全員スペイン語を話すので、部屋ではスペイン語のシャワーを浴びていました(笑)
<天気>
マドリードは天気が良い日が多かったです。僕もスペインに来て2週間は毎日快晴で最高でした。夏は気温が高くても乾燥しているので本当に過ごしやすかったですし、ヨーロッパでは比較的南に位置するので、他のヨーロッパ諸国と比べて冬もそこまで寒くなかった印象です。ですが、雨の日は数時間で止むものの、道路整備が雑な為、水たまりだらけになるところも多々ありました。
<公共交通>
マドリードの公共交通機関はすごく便利で簡単でした。マドリード市内は地下鉄が10本通っていて、バスも充実していてどこに行くのにも料金が一律なので、一度カードさえ買えばそれにチャージして使うだけです。ちなみに、学生は1ヶ月間乗り放題の定期券を購入すると、とても安くバスを利用することができます。
あと、これはちょっとしたアドバイスですが、マドリードは他のヨーロッパ主要都市に比べると空港 から市内が近く、バスで30分、車で15分程度で行けるので、旅行する時はめちゃくちゃ便利でし た!これは意外とヨーロッパ留学して旅行したい人はポイントだと思います!他のところだと、大学がある場所から空港まで1時間以上かかるので…あくまで参考程度にしてくださいね!
<人柄>
マドリードの人は基本おおらかで優しい印象でした。よくも悪くも適当なところがあり、振り回されることもありましたが、その適当さに救われることもあったのでなんとも言えません(笑)例えば、 空港で荷物の重量を超えても超過料金を払わずに済めたのは彼らのおかげでしたが、スーパーのレジで行列が並んだとしても2つ目のレジを開けないことには少し動揺しました。
<言語>
他のヨーロッパでは基本的に通じる英語が、スペインでは1割しか通じないと思った方がいいと思います(笑)僕の経験的には、マドリードにあるデパートの店員さんでさえも英語をあまり理解してくれない人が多くいました。多少のスペイン語の習得をしてからの方が、私生活がより楽しめると思います。ちなみに、IEの学生はもちろん全員英語ができて優しい人が多くてとても助けられました。
③ヨーロッパ巡りを満喫した
これはヨーロッパ留学1番の醍醐味だと思っています。 他の国に格安で行けて、多くの国を回れるチャンスなんてヨーロッパで学生生活をする以外ないのではと思います。
もちろん勉強がメインで行きますが、「平日は毎日しっかり勉強する、そして週末は旅行に行く。」 という方法を使えば勉強と旅行の両立は可能だと考えています。実際に僕も週末は基本旅行に行きながらも、すべての科目で単位を取ることができました。

僕は留学中に電車や飛行機、夜行バスなどを利用して10カ国ほど訪れました。それぞれの話をしたらきりがないのでやめておきますが、北欧、西欧、東欧は同じヨーロッパでもそれぞれ異なる雰囲気を感じられてとても楽しかったです。まだ行ったことのない土地を訪れて新たに見えてくる気づきを楽しむことも良い息抜きになると思います!
これからどうするか
現在は帰国し、就職活動をしています。
APUでは様々な活動をしている人が多く、先輩の卒業後の活動も多岐にわたります。そのため、僕が「就職」を選択するに至るまで考えさせられることが多くありました。
僕は交換留学以外にもAPハウスでRA(Resident Assistant)という寮長の活動をしていました。これらの経験から人の笑顔を生み出すことで生活を豊かにしたいと思うようなりました。また、今回の交換留学を通して、もう一度世界に挑戦したいと思うようにもなりました。そのために自分の価値を高める方法として今の自分には就職が最も適していると考えました。これらの思いや夢の実現に向けて最後の学生生活を充実させていきたいと考えています!
最後にメッセージ
APUには型にとらわれない人が多くいます。そんな彼らを見ていると就職だけでない選択肢が見えてくると思います。環境は本当に大切だと思っていて、自分らしく生きていくことが求められる現代で、その”自分らしさ”とは何なのか。それがまだ見つかっていない人はAPUの環境を使ってみるのも有効な選択肢だと僕は思います!
以上、長い文章を読んでいただきありがとうございます!
色々伝えたいと思い書きましたが、とにかく一番伝えたいのは、
「交換留学、オススメのプログラムです!」
ぜひ皆さんも世界を体験して、自分の可能性の視野を広げてみて下さい!

国際経営学部4回生:山上大地
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