月4万でセレブな生活?? 東南アジア留学の魅力とは!?
- GASS
- 2018年3月8日
- 読了時間: 7分

Selamat sore! Nama saya Misaki!
みなさん、こんにちは!国際経営学部4回生のMisakiです。
僕は去年の夏から1年間、マレーシアへ交換留学に行ってきました。
・・・えっ、交換留学でマレーシア!?
と思った方多いと思います。
「交換留学」と聞いたら皆さん、アメリカ、ヨーロッパを思い浮かべる方が多いですよね? 僕もAPU入学当初はそんな感じで、なんとなくヨーロッパ行きてえなぁ!と思っていました。
しかし、APUには世界中から学生が集まっていることはご存知だと思いますが、東南アジアから来ている学生も結構多いです!
そんな学生達とかかわりながら、2回生頃から東南アジア面白そうだな!と興味を持ち始め、3年生の夏にマレーシアへ行くことが決定しました。
というわけで今回は、東南アジアの留学生活について紹介(アピール?)させていただきたいと思います! (東南アジアへの留学志願者増えますように!!)
そして、僕が行ったのはここ、マレーシアの「マラヤ大学!」
学校の上空写真(オレンジの部分まで大学の敷地

学校の正門

まず、行って驚いたのはこの広さ!学校一周するのに徒歩2時間弱かかります!
学校内にはハイキングコースと湖まであり、移動はバスかタクシー。
マレーシアではこれくらいの規模の大学は普通のようですが….
マレーシア到着した初日、空港から学校内にある寮へとタクシーで向かいましたが、寮に到着!と思いきや、違う寮に来てしまった模様..
寮もこの広大な敷地の中に12棟あり、しかも12棟すべてバラバラに建っているのです。「留学生用の寮はどこですか?」と道行く人々に聞いてもみんな教えてくれる方向が違う (笑) 最初のうちは「東南アジアらしいなあ」なんて吞気に考えていましたけど、
初日で携帯も使えず、雨降るなか35kgのスーツケース引きずりながら1時間も歩き続けていると、なんか切なくなってきて「なんで初日からこんなことに…」っていう思いと「しっかり寮の場所調べとけばよかった…」という思いが入り混じって、途中で本気で泣きそうでした (笑)
そんなこんなで到着した寮がここ!

正直、汚いな…という言葉が口からこぼれていました(+o+)
ここに1年間住むのか…と腹をくくっていましたが、
寮に住んで1週間くらいで、隣の部屋のアメリカ人と仲良くなり、
彼が 「学校外のアパートで何人かとルームシェアしようと思ってるけど、お前も来るか?」と言ってきたのです。
それからはあっという間に話が進んで 翌日から3日くらいで家探しとルームメイト探しを終わらせ 誘ってくれたアメリカ人、僕、韓国人2人,日本人の先輩1 でアパートに住むことになりました!
やったぁぁ!この刑務所みたいな寮から抜け出せるぜ!とルンルンな気分で1週間の寮生活にサヨナラしました~
で、住むことになったアパートがこちら!

外観も綺麗でテレビ、冷蔵庫、ベッドなど、家具はすべて最初から備え付け!
マンションにプールがあり夜はライトアップされて綺麗です!!
アパート住民専用のジム
どうです? 寮とは大違いでしょう(笑)
個人的にはこのプールに一目惚れしてここがいい!と他4人のルームメイトを説得しました
ということで、この贅沢なアパートでの生活がスタートしました。
学校から帰ってきたらプールで泳いで、サウナですっきりしてから夜ごはん!週末には近くのハイキングコースやジムに行って、プールサイドで昼寝したり、バーベキューしたりと、
「俺すげーいい暮らししてるなあ」と自己満足しながら幸せな日々を過ごしおりました (笑)
しかし、
東南アジア留学の魅力はなんといってもその「安さ」でしょう!
こんな感じでめちゃくちゃ快適なのに、めちゃくちゃ安いです!
僕の1か月の出費こんな感じでした↓
家賃 ¥15000 (一人)
電気代 ¥1000~2000
水道代 ¥300
食費 ¥12000
その他 ¥10000
そう、月々4万円前後でこの生活ができるというのが一番の魅力です!
遊んでばっかりじゃねーか!!
と言われそうですが、勉強もしっかりとやってきました(^^)

(授業の宿題・予習) (学校の授業の様子)
(ルームメイト達と一緒に宿題)
留学に行った目的は、「専門の勉強」、「英語の勉強」でしたので
日々の学習にもしっかり取り組みました (というかしないと授業についていけなかった ( ゚Д゚))
学校の宿題はもちろん、予習もして、わからない英単語を調べたり、内容がよく理解できないものはYouTubeで日本語解説の動画を見たりしながら 勉強するようにしていました。
マレーシアの授業スタイルは、講義を聞くスタイルの授業だけでなくて、各クラス週1時間、Tutorial Class (チュートリアルクラス) というものがあます。
Tutorial Classでは授業のトピックについてプレゼンしたり、グループディスカッションをしたり。
このようなアクティブラーニング (生徒が主体的に参加する授業スタイル) が盛んなこともマレーシアの授業スタイルの特徴です。
週に1回は必ずどこかのクラスでプレゼンテーションがあり、その準備や予習が結構大変でしたね。
僕は基本的に徹夜とかしないタイプですけど、やらないと終わらないときもあって、人生で初めて徹夜を経験しました(+o+)
徹夜した日に感じる 脳の細胞が壊れているような頭痛は今でも鮮明に覚えています(笑)
という感じ で、
授業は、プレゼンやグループワークを中心とした授業が多かったです。
またレベルも高くて、現地学生も非常に勉強熱心でした。授業が終わったら図書館や寮の学習室で勉強している学生多かったですね。
マラヤ大学はマレーシアでトップの大学なのですが、
マレーシアでは良い大学を卒業したからといって良い会社に就けるとは限らない。
あくまでも「どんなスキルを持っているか」、「何ができるのか」というところを会社は見るので、みんな必死で勉強しています。
2回生くらいから企業が開催するプレゼンテーション大会などに参加して、
自分のスキルを披露し、会社に自分を売っていくというのがマレーシアのスタイルのようです。
そんなモチベーションの高い学生達と一緒に勉強できたことはすごく良い刺激になりました。
あ、成績この前届いたのですが、1つもAがなかった….(泣)
あんなに必死で勉強したのにB、Cという結果を見て、自分もまだまだやなあと思う限りです。交換留学の成績はAPUのGPA (成績) に影響しないというのがせめてもの救いですね(;´Д`)
最後に休暇中は>>
授業期間中は必死に勉強をしましたが、長期休暇中にはせっかく留学に行ったので旅行に行きまくりました!
マレーシア国内、ベトナム、シンガポール、カンボジア、インドネシアへ行って参りました。
全部東南アジアの国ですが、それぞれの国で特色が違っていておもしろかったです!! 国ごとに感想を書きたいところですが、長~くなりますので省かせていただきます(笑)
カンボジア アンコールワット
シンガポール マーライオン インドネシア ボロブドゥール遺跡
「マレーシア留学」こんな感じで非常に充実したものでした。
良いことばかり書いてきましたが、もちろん日本とは違った環境ですので、それなりに異文化の壁にぶつかることは多かったです。
特に、マレーシアはイスラム国家なのでそういう面で、考え方の違いを突き付けられたところは多くありました。
また共同生活というものも簡単なものではなく、言い合いもちょこちょこ。
「皿洗えよ!」
「俺の買ってた鶏肉使ったやろ!」
「なんでゴミ箱にゴミ捨てれんの?」
などなど、共同生活ならではの問題はありました!
しかし、「掃除当番決める」、「ご飯炊く人決める」、「光熱費・家賃を振込みに行く人は毎月当番制にする」など問題が起こるたびに知恵を出し合い、工夫し、解決してきました。
その点でも、非常に良い経験になったかなと思います。
韓国人のルームメイトとは領土問題の話 なんかで本気で言い合いして、1週間互いに口きかない!なんてこともありましたね。
でも最終的にはちゃんと仲直りましたよ(笑)
先月も韓国旅行に行くと彼らが案内してくれました。きっと一生の友になるでしょう。
「お互いに尊重し合う!」ってAPUでも何度も聞いてきましたが、その大切さを身をもって感じた一年でした。
さあ東南アジア留学に少しでも興味を持っていただけたでしょうか?
でも実際、まだ人気ないです。
僕は実際に行ってみて、自信をもっておすすめできますよ!
費用を抑えながら高いレベルでの学習をしたいという気持ちのある人はぜひ東南アジアも留学先の選択肢入れてみてくださいね。
長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
文責: 国際経営学部4回生 富沢 海然喜
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